体調が悪い中、お待たせしてしまい本当に申し訳ありません。
 感染対策上慎重な対応が必要となるため、当院で指定した順番でお呼びします。
ご了承ください。
 コロナ陽性の方に関しましてはこれ以後の対応(処方や画像検査等)は無料(公費)となることをまずご説明させていただきます。
 (注*初診料や検査費用等は陽性に判明するまでのものとなるので、費用発生致します。3割負担でおおよそ3000円となります。あらかじめ3000円を準備してお待ちください。

 以下をよく読んでいただき、お待ちいただけますと幸いです。

①まず診察前にコロナの重症度判定を行う形になります。

 (自宅療養可か入院か、さらにはコロナの治療薬の適応かどうか判定致します)
 オミクロン株に関しましては、デルタ株(第5波)と比較してコロナの肺炎合併の方は非常に少ないです(いわゆる報道で騒がれている重症化例)ただしここ最近コロナの陽性率の上昇とともに中等症以上のかたが増えてきております。
 1年以上、かなりの数の陽性者の対応を行っている当院でも第5波(デルタ株)では若年者もほぼ半数近く肺炎を併発しておりました。一方第6波(オミクロン株)では肺炎合併例は第5波と比較すると大分減少してはおりますが、やはり一定数肺炎合併症例を検出しております。(いわゆる重症化)

 基本的には60歳以上の方には、年齢のみで重症化リスクが上がるため、基礎疾患関係なく画像検査(CT、レントゲン)を施行させていただいております。(こちらはすべて公費負担になります)
 40歳~59歳の方でも重症化リスク因子がある場合には、積極的に撮影対象とさせていただいております。

 上記に賛同いただけない場合には、撮影は強制ではありませんので、順番でご連絡させていただいた際に希望しない旨をお伝えいただけますと幸いです。(こちらからの連絡をお待ちください。当院への連絡は不要です)
 若年の方でも画像のご希望がある場合には、ご連絡の際にお伝えいただけますと幸いです。

②処方に関して

 当院には抗カクテル療法、内服(ラゲブリオ)いずれも配備されております。対象患者は限定されております。基本的には画像含めて重症度判定の上で重症化リスク因子ありと判断された方が対象となり、その上でいくつかの項目を通過しないと対象となりません(年齢、持病等)
 重症度判定でコロナ感染症でも軽症と判定された方に関しては、基本的には症状に合わせた治療方針(対症療法)となります。咳止め、喉の痛み止め、解熱剤、いずれも症状に合わせてお使いいただけますと幸いです。すべて内服する必要はありません。いずれの薬も症状に併せてご使用ください。

 当院ではアジスロマイシンを必ず処方しております。こちらは3日間飲みきりの抗生物質となります。コロナウイルス自体への有効性は乏しいですが、自身の免疫賦活作用が認められておりますため、内服いただけますと幸いです。
一方でアジスロマイシンに関しましては、下痢や吐き気の副作用が出ることがあり、内服されます場合には整腸剤と併せて内服していただけますと幸いです。

 診察が終了しましたら当医療モールの対応として薬局の薬剤師が薬を直に届けに上がります。薬局内には入らないでください。それまでは車来院の方は車で、徒歩の方は薬局前もしくはテント内での待機場所でお待ちください。

 *コロナ治療薬ラゲブリオを処方された方は、アジスロマイシンは処方されておりません。

③濃厚接触者に関して

 ご家族の感染に関してもご心配の方は多いと思われます。
 現在濃厚接触者の定義も変わりつつあります。
 国および横浜市、保健所の方針として、感染の拡大状況が非常に急速なため、同居家族以外の濃厚接触者は基本的には追跡しない方針に変化しつつあります。
(会食、職場等での濃厚接触者選定まで行えない、行わない状況に変化しております。)
 ですので、濃厚接触者の検査を希望される場合、公費(国の費用)で検査可能な対象者は同居家族のみに限られております。

会食、職場等の濃厚接触者の検査は公費では施行できません。自費となります。
 同居家族の場合も積極的に希望がなければ濃厚接触者のPCR等の検査も不要との判断に変化しつつあります。
 同居家族の検査を希望される場合には院内で医師にお伝えください

*新型コロナウイルス感染症対策ポータルより抜粋

以下をご参照ください
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/covid19/index.html

④今後の対応に関して

 必ず自宅・宿泊療養のしおり1枚目をお読み頂き、スマホをお持ちの方は本日中に神奈川県療養サポートへの登録を必ずお願いします。(必須)

 現在保健所業務が非常に逼迫しており、

★年齢:2-40歳までの方

以上の方は
重症化リスク因子の有無にかかわらず保健所からの連絡は基本的にはありません。

  • 本日陽性となった方と同居されている方は全員自宅待機をお願いします。
    (同居されている方は全員濃厚接触者となります)
  • 濃厚接触者の方は③濃厚接触者に関してをご参照ください。
  • 濃厚接触者の方でも有症状に変化した場合は、医療機関の受診をお勧めします。
  • 有症状者の方の療養期間は症状が出現した日を0日として、そこから10日間となります。ご自身で正確な日付を設定して頂く形となります。
★年齢:
・2歳未満または65歳以上の方
・41-64歳で重症化リスク因子あり
・妊娠中の方

以上の方は
本日より3日以内に保健所担当者より連絡が入ります。(基本電話連絡)
電話が自宅にない場合は直接訪問となります。
保健所からの連絡の有無にかかわらず

  • 本日陽性となった方と同居されている方は全員自宅待機をお願いします。
    (同居されている方は全員濃厚接触者となります)
  • 濃厚接触者の方は③濃厚接触者に関してをご参照ください。
  • 濃厚接触者の方でも有症状に変化した場合は、医療機関の受診をお勧めします。
  • 保健所からの連絡が来次第、隔離解除、個人の療養期間等が判定されます。
  • 療養場所も保健所が選定することとなります(社会的理由による宿泊療養等も医療機関では指定できません。医療機関で指定できるのは自宅療養/入院の区別のみとなります)

以上となります。

13:30-15:00ごろにかけて順番にご連絡させていただき、診察させていただきます。追加でご質問等ある方は医師にご質問ください。(他職種へのご質問はお控えください)

 コロナ陽性の方におかれましては体調悪い中で大変申し訳ありませんが、感染対策上今しばらくお待ちいただけましたら幸いです。